速読と読書能力の関係

私たちは今まで、読書能力を身に付けるために、9年間の義務教育の授業を受けてきました。

 

また、多くの方はさらに3年間、高校で古典や現代文を学んできたことでしょう。

 

しかし、この中で速読術が身に付いたという方は、ほとんどいないと思います。

 

 

それもそのはず、読書能力は大きく分けると、正確に理解する能力と早く理解する能力に分けることができ、学校で学んできたのは、正確に理解する能力だけだったからです。

 

学校の授業では、この能力を向上させるために、言葉や漢字を覚える、主語・述語の関係、著者が何を言いたいかをまとめるなどといったトレーニングを行ってきました。

 

従来では、この正確に理解する能力を高めていくことで、自然と早く理解する能力が備わってくると考えられていました。

 

すなわち、たくさん読書することで早く読めるようになるという考え方です。

 

 

しかし実際には、早く読めるようになったと感じる人があまりいないように、必ずしも早く読めるようにはならないのです。

 

もし、この方法が有効であれば、弁護士やお医者さんなど、たくさんの本を読んでいると思われる人達は、熟練の速読者になっているでしょう。

 

 

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